テキストサイズ

夜が明けても傍にいて。

第24章 恋の終わりと恋の始まり。

「い、いつから?」


「んー、はっきり気付いたのは昨日かな…?」


「また急だね…。」


「莉菜もそうだけどさ、幸太も一途じゃん。


莉菜のことが好きな幸太をずっと見て来て

軽はずみには応援できなかったし、力になれなかったけど、

やっぱり、一途な男はいいよね…。」



美穂の顔は、まさに恋する乙女だ。



「昨日、幸太が言ったんだよね。


莉菜のこと、好きになれて良かったって。


私もそんな風に幸太に思われたいって
思っちゃった…。」



美穂…可愛いな…。


いつか二人が想い合えたらお似合いのカップルになりそうだな…。




----------------

------------




新しい恋は始まったばかり。








幸太と美穂がこの先本当に付き合う日が来るなんて









この時私達は




知る由も無かったんだ…。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ