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君の瞳に映るもの

第1章 朝から……?

「お願……もうやめ……おかしくなっちゃ……」

「狂ってみろよ。素直に感じてるだけでいい」

「やっ……」

 できるわけ、ない。

 そんな風になったことなんてないし、なりたいとも思わないのに。

 けれど、男の指は容赦なく私の中を暴れまわり、私を絶頂に導く。

 もう何度めだろう。

 躯の奥から何かが込み上げてくる感覚は。

 男の指と熱で何度味わったのだろう。

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