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君の瞳に映るもの

第1章 朝から……?

 どうして部屋の間取りを知っているとか、その時は気にする余裕もなくて、バスルームの扉が閉まると、男は後ろから私の躯をまさぐり、また、唇を塞ぐ。

 その舌は熱く、火照っている。

 それが私の舌を吸い上げ、絡み付き、息を奪う。

「キスでも喘ぐのな、お前」

「んっ…んん……」

 私の言葉を待たずにまた塞いで、抱き締める手が、胸の先端を撫でるように転がし、もう片方の手はビクビクと震える秘所に潜り込む。

 くちゅくちゅと音を響かせ、唇を犯され、躯の敏感な部分を攻められると力が抜けて立っていられなくなった。

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