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君の瞳に映るもの

第1章 朝から……?

 背後から耳元に囁かれて、背筋がぞくりと震えた。

 やだ……この声。

 耳まで犯されるみたいだ。

 そのせいで躯が反応してしまい、言葉にはしていないのに欲しいと言ってしまってると取られてしまう。

 反応したくないのに……。

「やめ…て……」

「本当に、止めて、いいのか……?」

 躯のあちこちを触ることを止めず、男はくすりと笑った。

 まるで、止めて欲しくないのを見抜いたみたいに、私の躯に緩い刺激を与えながら様子を伺う。

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