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君の瞳に映るもの

第1章 朝から……?

「あっ…や……」

「素直じゃ、ない…な……。根本まで飲み込んで、絡みついてるのに……」

 部屋で抱かれた時よりも、水音は激しく、バスルームにぐちゅぐちゅという音が響いていた。

 感じていなければ、激しく掻き回されなければ、決して奏でられることのない卑猥な音。

 喘ぎも、結合部から零れる音も、男を感じさせる要因にしかならないと思うと、なんだか悔しくて、私は男の胸に顔を埋めて声を殺した。

 激しく突き上げられて、完全に殺すことができず、くぐもった声が零れてしまう。

「我慢するな…。もっと、泣いて……」

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