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君の瞳に映るもの

第1章 朝から……?

「そう警戒するなよ。お前の反応次第だけど、無理矢理は趣味じゃないから」

 待て待て待て。

 今までは無理矢理じゃなかったとでも言うのか。

 絶句して男を見上げると、男は苦笑して再びシャワーで私の躯を洗い流し始める。

「一応、反応見て、ヤったつもりだけど?」

 表情で何を言いたいかバレてしまっていた。

「嫌じゃ、なさそうだったからな。じゃなきゃ、今頃、俺は追い出されていただろうし」

 確かに。

 全力で抵抗していたなら、三度も立て続けにヤることなんてなかったのかもしれない。

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