双子のお兄ちゃん
第6章 2回目
私たちは朝食を簡単に済ませて 翠にぃの部屋でゲームをしていた
「………くっ…瑠璃もなかなかやるようになったな!」
「……翠にぃこそ!」
シュッ
ズバッ
ドドドドドッ
私たちはアクションゲームを夢中でやり続けた
そして ふと時計に目をやると 針は一時半を指していた
「……やっべ!!ゲームに夢中になりすぎた!」
「…わっ?!ホントだぁ。どうりでお腹がすくわけだ」
「瑠璃?何食べたい?」
「ん~?久しぶりにマカロニサラダが食べたいかな?」
私がそう言うと 翠にぃは
「よし!わかった!じゃあ瑠璃はここで大人しくゲームしてて!」
と言って 部屋を出て行こうとする
私は 慌てて立ち上がり
「私も手伝う!」
と言って 翠にぃについて行こうとした
けど……