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ホラーな短編

第3章 キャンプ場

数時間後・・・・・・



「あ~!腹減った」



川で遊んでいた流生が戻ってきた。



「もう少しで、焼けんぞ」



「うっほー!バーベキューじゃん!」



コンロに近づき、目を輝かせる流生。



「おい!流生、ヨダレ垂らすなよ!」



「だって、スゲー良い匂い♡」



「お前は、何も手伝ってないから肉無しだからな」



「はぁ!?俺だって、肉食いてぇ~!」



ギャア!ギャア!と騒ぐ流星・正樹・蒼。



関わりたくない俺と光は、椅子に座りコーヒーを飲んでいた。





すると、俺の足にトンっと何かが当たった。




見ると、そこにはピンク色のボール。



「ゴメンなさい」



そう言って、走って来たのは
髪を2つに縛った小さな女の子。



「大丈夫だよ
はい、ボール」



ボールを女の子に渡すと、女の子は「ありがとう、お兄ちゃん」と子供らしい笑顔で笑った。



「どういたしまして」




笑顔で返すと、女の子は手を振り来た道を戻って行った。





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