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ホラーな短編

第3章 キャンプ場

昼メシも食い終わり、川で遊び疲れた流生は昼寝。




正樹と蒼と光は、川釣りを楽しんでいる。




俺はと言うと、川のせせらぎを聞きながら本を読んでいた。









「お兄ちゃん」







フッと顔を上げると、そこには
さっきの女の子が立っていた。





「どうした?」




本を閉じ、女の子を見ると
女の子はポケットから何かを取り出した。





「これ、お兄ちゃんにあげる」




女の子の手に中には、アメ玉。




「いいの?」




「うん!さっきボール取ってくれたお礼だよ」




「ありがとう」




女の子からアメ玉を貰うと、遠くから「瑠璃」と言う声が聞こえてきた。




「あっ!お母さんが呼んでる
じゃあね、お兄ちゃん」




女の子は、再び手を振り母親の元に帰って行った。







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