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絶対振り向かせる!

第1章 遼ちゃんの家


あ、、、、



遼ちゃん、、、、





「きゃーーー」


慌てた私は遼ちゃんの胸ぐらをつかんで


押し倒してしまった


や、、、



遼ちゃん、、、



近い



どうしよ


「み、見ないで!」


「見てねえよ」


遼ちゃんを見ると目をつぶっていた


「はあ、良かった」



私はホッとした



なんだろう、ホッとしたんだけど


少し、、、


残念なような、、、



「遼ちゃん、ありがと」


私は急いで部屋へ行った



はあ、、、



やっぱり遼ちゃんは私になんの興味もないんだな、、、




私は背が低くスタイルも良くないし特別かわいくもない


笑顔とメイクで補おうとしているけど、やっぱ無理があるよね



遼ちゃんはすごくモテるから、私のことをよく思わない女子もたくさんいる



でも、それでも、私は諦めたくないんだ



それだけ遼ちゃんのことが好きなの




そして私は勝負下着を付けてパジャマを着た







そして私はリビングに行って遼ちゃんがいないのを確認すると


遼ちゃんの部屋へ向かった


えーと、、、


勝手に部屋に勝手に入ると怒られそうだし



コンコンコン



ガチャ


ドアが開き遼ちゃんが顔を表した


「ん、どーした?」


「ちょっと、、、

話があって」


「わかった

入れ」


私は部屋に入った


部屋にはベットと机椅子しか置いてなくて、とてもシンプルだった



「で、話って?」


「遼ちゃん、、、

私、、、」



私は遼ちゃんに抱きついた


「ちょ、いきなりどーした」


「私、、、遼ちゃんのこと好き

付き合って」


すると遼ちゃんは悲しそうな目をした


「悪い

それは無理だ」


、、、やっぱりダメか


「そ、そーだよね

ごめんごめん

そんなことわかりきってるのに、ごめんね

何度も何度も」


そして私は遼ちゃんから離れ、部屋を出た





はあ、またフラれた、、、


もう五回目なのに、、、


それなのに、いちいちショック受けちゃうんだよね


バカだなあ、私、、、



片想いってつらいよ




ほんとに

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