
絶対振り向かせる!
第3章 ~海~
海当日
私は無地の黄色い水着を持って家を出た
はあ、、、
私が水着着ても色気皆無だよなあ
あと1カップ胸が大きければ、、、
しかも私だけ貧乳だし、、、
恥ずかしい、、、
もーやだーー
帰りたいーー!
トボトボと海の方へ向かうと、他の四人が待っていた
やっばい
最後じゃん、、、
はあ、
遼ちゃんかっこいいなあ、、、
「あ、きたきた
行こう」
そう言ったのは北野だった
うわぁ
みんな私服オシャレだなあ
特に北野
どーせ水着着ちゃうんだからいーのに
私は私服も水着も普通だよ、、、
はあ、、、
男子たちと別れ、女子更衣室についた
あーあ
水着に着替えなきゃいけないんだ、、、
背は小さくてスタイルは微妙、胸も大したことないし、、、
それなのに水着なんて似合うわけないよ、、、
恥ずかしいなあ
私はトボトボ水着に着替えた
そして、出来る限りのおしゃれをして、メイクもしっかりした
これでちょっとはましになるかなあ、、、
周りを見ると、美波ちゃんと由実も着替え終わったようだ
二人ともスタイルいいなあ
胸は大きいし
水着もかわいいし、
しかも美波ちゃんは水着が小さめなのか、胸がより大きく見える
美波ちゃんは白でレースのついたかわいい水着で
由実はカラフルで花柄だった
みんなオシャレだなあ、、、
それで自信を無くした私は顔をうつむきがちにした
あー、もうやだ、、、
こんな姿、、、
遼ちゃんに見られたくないよ
「優花ぁ、早く外行こうよー」
由実がいい放った
う、、、
仕方ないかぁ、、、
多分男子たち外で待ってるよね、、、
これ以上待たせる訳には行かないよなあ
「うん、、、
行こっか」
私は由実と美波ちゃんの後ろにつき隠れようとしながら
外に出た
