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絶対振り向かせる!

第4章 修学旅行当日



もちろん班のメンバーはあの五人



「ねえねえ


優花!」



私たちはバスに乗っていた



そしたら由実に話しかけられた



「ん?」



「今日、ホテルの部屋1班につき3つあるじゃん?」



「うん」



「私と北野くんで1つの部屋に泊まりたいの」



「…………………


えーーーーーーーー」



「ちょっ、


どうしたの?


そんなに驚くこと?」



「それってもしかして、、、


あんたたち、


やる気?」



「うん!」



由実は笑顔でうなずき返事をした



うそ、、、




「もしかして、、、


もう北野としたことあるの?」


私は恐る恐る由実に聞いた



「うん!

付き合ってるの」




わ、、、



由実にまで手を出してたとは、、、



しかも由実




本気で付き合ってると思ってる、、、



北野はそんなつもりないだろうに




北野、、、



最低




私、今度ばっかりは許せない








「ね?いいでしょ?

よろしく!」


由実は笑顔で言った



由実、、、



そんなに北野のこと好きなの?



私、、、




言えない




北野が最低なやつだって





だって





そんなこと言ったら



由実が



傷つく





私はそんな不安な気持ちを抱えながら


バスに乗っていた




そして目的地に着いた


その時には夜になっていて、空にはキレイな星光っていた




きれい、、、




星ってこんなにきれいなんだ



しばらく星を眺めていると、遼ちゃんが近づいてきた



「きれいだな、、、

星」



「うん、きれい、、、

ずっと見ていたいな」


すると星を眺めていた遼ちゃんの目は、私の方へ向きを変えた




え、、、?




すると遼ちゃんの顔が私の顔の隣にきた




近い、、、





「優花もきれいだよ」



遼ちゃんは私の耳元でささやいた



え、、、、




今、、、



きれいって言ったの?

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