
絶対振り向かせる!
第4章 修学旅行当日
すると遼ちゃんはホテルの方へ行ってしまった
い、今のは何だったんだろ
幻聴??
だよね??
遼ちゃんが私のことをそんな風に思ってるわけないし
そして私もホテルへ向かった
部屋割りは私と美波ちゃん、由美と北野、遼ちゃん一人になった
どうしよう、、、
本当にこれでいいのかな、、、
このままだと、由美と北野が、、、
そして由実はさらに北野のこと好きになっちゃう
「じゃ、おやすみー」
由実はそう言い、北野とホテルの部屋へ向かおうとしている
止めるなら今しかない、、、
でも、、、
由実、、、
幸せそう
今、止めて、北野のこと言ったら
由実は、、、
どうなっちゃうんだろう
そんなことを思った私は
結局由美を止められなかった
そして私たち五人は各自の部屋へ向かった
う、、、
由美、、、
ごめん、、、
すると、美波ちゃんが私の顔をのぞきこんだ
「優花ちゃん、どーしたの?」
心配そうにこちらを見ている
「な、なんでもないよ」
焦った私は笑顔で受け答えた
「そっかあ」
すると美波ちゃんはかわいいく微笑んだ
「ねえねえ
私、、、
遼くんの部屋いっていい?」
微笑みながら言った
え、、、
遼ちゃんのへや?
「実はね、遼くんに誘われたの
部屋来ないかって
でも、そしたら
そうゆうことしちゃうんだろうなって思って迷ったんだけど
やっぱ行くことにしたの♪」
「え、、、、、」
私は言葉を失った
「あと、優花ちゃん
遼くんのこと好きじゃん
だから迷ってるのぉ
行ってもいいかなあ?」
美波ちゃんはニコッっと笑い、そう聞いてきた
私は黙ってうなずいた
すると美波ちゃんは小走りで遼ちゃんの部屋の方向へ向かった
