
絶対振り向かせる!
第1章 遼ちゃんの家
えーと、まずご飯を炊いて
玉ねぎと鶏肉切って、、、
えーとそれがおわったら、だしと一緒に焼くんだっけ?
よし!
全部終わったし、後は焼くだけだ
そして私は火を付けた
ピーピーピー
あ、ご飯が炊けたみたいだ!
ガタ
炊飯器を開けた
「あれーー、うっそーー」
なんと、おかゆみたいになってたんだ
えええ、どうして?
なんか間違えたかな
どーしよ、
また炊くと時間かかっちゃう
まいっか、よし!
炊きなおそ!
ジャージャージャー
ん?なにこの臭い
なんか焦げたような臭いがした
もしかして、、、
ぎゃー、卵が焦げてる
ダンダンダンダン
「ん、、、
くさ、
優花、どうした?」
やばい、
遼ちゃんが降りてきた
どーしよ、、、
こんなとこ見られたら、、、
うっ、、、
遼ちゃんが心配そうな顔してキッチンに入ってきた
「遼ちゃん、、、
ごめん、、、
私、、、
卵焦がしちゃった
お米も無駄にしちゃった、、、」
「・・・・・」
「ごめんなさい」
もう、最悪、、、
私ってなんてバカなんだろ
料理なんて作れないのに
遼ちゃんの家で泊まりたいからって、
無理に作って失敗するし、、、
「いいよ
白米は冷凍飯あるし
卵はそれ食べるよ
言うほど焦げてねえ」
え、、、、
怒らないの、、、
「遼ちゃん、、、
・・・・・・・・・・
大好き!」
ガバ
私は遼ちゃんに抱きついた
「ったく、
早く食うぞ」
「うん!」
私は優しい遼ちゃんが大好き
