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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第2章 ひなたで叩いてやるよ

「蘭! どうした? 1人で賑やかだったな」

帰宅したばかりの父親。
作業衣を脱いだ上半身はタンクトップ一枚だ。


スッ…と、蘭の手が父親の胸板に触れる。

「うん、硬い」

肉体労働をしている父親の身体はどちらかといえば筋肉質で、その胸板もかなり分厚い。


「なんだ? どうした、蘭?」

一瞬戸惑った表情を浮かべた父親、

「硬いなぁと思って」

という蘭の言葉にまた、ニカッと笑顔を見せる。


「男だからな」

「男……」

父親の言葉を同じように呟く蘭。


─────むぅが、男……?

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