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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第4章 どんだけ濡らしてんだよ?

「拭くよ~、拭くけどぉ…雑巾返してよぉ」

雑巾を握ったままのむぅの左手を蘭の右手が捕まえ、バケツの上へと誘導していく。

「……ごめん」

バケツの上で雑巾から手を放し、むぅは少しシュンとして言った。


「いいよ、どうせ拭くんだし…」

ギュッと雑巾を絞り、ビシャッビシャに濡れた床を拭き始める蘭。

そのTシャツの首元から、胸元と下着が覗く。


「……っ……」

息を呑み、パッと視線を逸らすむぅ。

先日の、蘭の潤んだ瞳と甘い声が思い出される。


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