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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第5章 来ないとどうなるか…分かってる?

皆?

2人きりじゃなかったんだ…

むぅの言葉に、蘭の胸中のモヤモヤが少しだけ消える。


「でも……」

和佳の声が震えていたのが気になり、蘭がそちらに視線を向ければ、


グラッ

「うわっ」

大きく揺れる自転車。


慌てて足を着いたむぅのお陰で、自転車は倒れずに止まった。


「……運転代わる」

後ろから掛けられるむぅの声は、熱のせいか少し掠れていて…

(電話の時に感じた違和感はこれだったかな?)

と蘭は気付いた。


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