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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第5章 来ないとどうなるか…分かってる?

ようやくむぅの家に着くと、むぅはフラフラと荷台から降りる。


「誰もいないの?」

「あー…兄貴達はデートだし、親は旅行中」


ガチャっと玄関を開けるむぅ。

辛そうな表情を隠そうとするむぅが気になって、蘭も後ろから着いて行く。


「1人で大丈夫?」

「何とかなる」

そう言った途端、玄関を入ってすぐに倒れこむむぅ。


「むぅ⁈ 」

慌ててその身体を支える蘭。

だが、

(肩幅…広い……)

抱き止めるように回した蘭の身体は、むぅの身体にスッポリと包まれてしまう。


「悪ィ……」

よろけた身体を立て直し、自室へと歩き出すむぅ。

その身体を支えて歩きながら、蘭はすっかり逞しくなったむぅの身体にまた胸を騒がせた。



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