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ミルクティーひとつ。

第1章 アイスコーヒーふたつ。

「ご注文のジンジャーエールと苺のミルフィーユです」

店員さん空気読んでよ…。
あ、無理?そうですか…。

お仕事ですもんね、うん。

「…オレはこの席以外座りたくはない。まぁ、だから相席でも別にいいのだよ」

緑間は眼鏡のブリッジをぐっと押し上げてから言うと、オレの前の席に座った。

えナニコレ超恥ずかしいシチュエーションじゃんもうヤバいこれは一生もんのトラウマかもどうしよこれからどうしたらいいのよ。

待ち伏せしてると思われた上に、苺のミルフィーユ頼んだとこも見られた。

神様は理不尽…じゃないな、これは自業自得だなww

ここはもう吹っ切れて、真似したということにしようじゃないか。

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