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〜私の覚悟〜

第3章 〜2人の夜〜

「ど・・・泥棒!?なんか盗まれたのか!?大丈夫だったのか?」


真がビックリして私の肩をつかんだ。


すると私は腕の少し大きめの傷を真に見せた。

「何にも盗られなかったけど、ナイフを持ってたからここ少し刺されたの」


真が覚悟したように私の目をしっかりと見て言った。


「雪。お前は俺の命の恩人だ。これからは俺がお前を守ってやる。だから・・・ここに居させてくれ!」


私の目にはもう涙があふれていた。

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