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〜私の覚悟〜

第3章 〜2人の夜〜

「うぐっ・・・ひくっひっ・・あ、ありがどうっ!!」

私はこの前の出来事がトラウマになってしまったのを、ずっとこらえていたのだろうか。真の言葉が嬉しすぎて、小さな子供のように泣いた。


「うわぁぁああ!」


すると、真が私を強く抱きしめて、こう言った。


「辛かったな・・・でも、もう大丈夫だよ。俺が雪のそばに居る。」



その言葉だけでどれだけ私が救われたのかと今では思います。

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