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不良君達のお気に入り!?

第2章 不良君との再会

────・・・・・数十分後




「ふぅ~、買えた買えた♪」




卵・ニラ・玉葱etc・・・・・




「よし!今日はニラ玉にしよう」



スーパーを出て、ルンルン気分で歩いていると。



ブーブー・・・・・



ブーブー・・・・・



携帯が鳴った。



ディスプレイを見ると、知らない番号からだった。



私、知らない番号は出ない主義なんだよね・・・・・・




だから、無視!



携帯を仕舞い歩き出す。




だけど・・・・・



ブーブー・・・・・


ブーブー・・・・・



中々、鳴り止まない。



「もう!何なの?」




痺れを切らした私は、通話ボタンを押した。



「もしもし?」



「あっ!やっと繋がった♪」



聞こえてきたのは、男の声。



「俺だよ!俺!分かる?」



「分かりません」



少し、イライラしていた私は冷たく言い放った。



「健太だよ♪健太」



健太って・・・・・



「昨日、会った健太?」



「そうそう!昨日の健太」



「何で、私の携帯の番号知ってるんですか?」



教えた覚え無いのに。




「昨日、シーちゃんの家に上がった時に携帯見つけて番号見ちゃった♡」



「・・・・・・・・」



「見ちゃった♡」じゃ無いよ!



健太の行動に呆れつつも、「何か、用ですか?」と健太に問いかけた。



「シーちゃん、今何処に居るの?」



「スーパーです」



「何処の?」



「○×スーパー」



すると、健太は「今からそこに行くから、動かないでね?」と電話を切った。




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