テキストサイズ

不良君達のお気に入り!?

第2章 不良君との再会

「送ってくれて、ありがとう」


部屋に着いた私は、魁人から荷物を受け取る。



「じゃあね」



魁人に手を振り、扉を閉めようとした時。



「おい、携帯貸せ」



鞄から携帯を取り出し、魁人に渡す。



数分後、私の元に携帯が戻ってきた。



「俺の番号を入れておいた、何かあったら連絡しろ」



携帯を見ると『早川 魁人』の文字。



どうしよう//////



嬉しい!



携帯を見つめる私を魁人は「フッ」と笑った。



「明日から、俺達が毎日学校まで送る」



「寝坊すんなよ、詩音」そう言って、去って行く魁人。



今、魁人「詩音」って・・・・・・



初めて、名前呼ばれた//////




ドキドキと暴れだす心臓。



「魁人に名前を呼ばれただけで、何でこんなにドキドキするんだろう?」



初めての感覚に、私は戸惑うばかりだった。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ