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不良君達のお気に入り!?

第4章 不良君はキス魔!?

「ふぅ~、お腹一杯」


疾風に取ってもらったご馳走を
全部平らげた私。



「お腹が一杯になったら、眠くなってきちゃったな・・・・」




ん?



寝る・・・・寝る・・・・



何かを忘れているような・・・・・・・



「・・・・・っ!慎君だ!」



慎君、ずっと部屋で寝ているからご飯食べてない!




慎君の分のご馳走を確保しようと、急いでテーブルに向かう。




けど



「何も残ってない・・・・・・」




ガクッと肩を落とす。



「おぅ、どうした詩音
おかわりか?」



ニヤニヤ笑いながら近づいて来たのは、明人。



「違うよ!慎君のご飯を確保しに来たの」



私がそう言うと、周りを見たたし
「あぁ、そう言えば慎さんの姿見てねぇな」とのほほんと答える明人。



「慎君、幹部室で寝ていて
ご飯食べてないの、慎君の分のご飯何処かにないかな?」



「ん~、あっ!魁人さん達の所に、少しならあるんじゃね?」



「そっか!」



私は急いで魁人達の元へと走った。





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