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不良君達のお気に入り!?

第4章 不良君はキス魔!?

「慎君、コレで足りるかな?」




あの後、急いで魁人達の元に戻り食べ物を確保のだけれど・・・・・・



「ちょっと、少ないよね・・・・・・」



男の人が食べるには、少し少ない・



でも、無いよりマシかな?








コンコン・・・・・



「慎君、ご飯持ってきたよ」



幹部室のドアを叩いてみるけど、返事は返ってこない。




「まだ、寝てるのかな?」




ガチャ・・・・・



ドアを開け、中の様子を伺う。



すると、ソファーの上で気持ち良さそうに寝息を立ててる慎君を発見。



「慎君」



近づき声を掛けてみるけど、起きない。



「慎君、ご飯持ってきたよ」



ご飯をテーブルに置き、慎君を揺する。



「スー・・・・スー・・・・」



やっぱり起きない。




「う~、どうしよう・・・・・」



と、そんな時、ある事に気がついた。



「慎君のまつ毛、長!」



おまけに目は切れ長だし、鼻筋も通ってる・・・・・・・



「肌だって綺麗だし・・・・・」



どうしたら、こんなに美白でいられるんだろ・・・・・・




顔を近づけ、マジマジと慎君の顔を見る。














「もう少し、近づけばキスできるのに」



「ふぇ!?」



いきなり、慎君の目が開いた。



「お、起きての!?」



「ん・・・・・・・・
お腹空いた」



そう言って、お腹を擦りながら起きる慎君。



「ご飯持ってきたよ」



テーブルに置いてたご飯を指差す。



「ん・・・・ありがと・・・・・シーいい子」



そう言うと、慎君は私の頭をナデナデした。



「じゃ・・・・・いただきます」



手を合わせ、食べ始めた慎君。






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