無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

かなり足が早くて、薄暗い森のためハッキリとは見えなかった。
その走り去った場所に女性が付けそうな星形のピアスが落ちていた。

「おいおい、女かよ…何があったか知らないが、ほっといたらこの人…死ぬぞ…」

セルスは急いで後を追いかけた。

もちろん地底湖に行くわけではなく、地底湖に向かわせないためだ。

だが…

セルスは地底湖の前に着いてしまい、その何者かが地底湖に入っていく姿を目撃してしまう。

『このままほっておくわけにはいかないよな…』

覚悟を決めたセルスも追いかけ中へ入っていく。

この地底湖には怪魚(かいぎょ)と呼ばれるモンスターが生息しているのだが、かなり危ない生物で水の中へと引きずり込み、引きずり込まれたら骨まで食われてしまう。

そして、スピード、力もかなりのもので、新人騎士クラスでも勝てない強者だ。

中へ入ると、とても冷え込んでいる。

「うう…寒い…しかしこんな音が響きそうな場所で足音すら聞こえないなんて…」

そして、別れ道とかあったが、とりあえず風が吹いてくる歩いていくと、突然銃声が響いてきた！

「あっちだ！！急がないと！！」

セルスは銃声が聞こえた方角へ急ぎ走り出す。

すると
一人の少女が大型の怪魚と戦っていた。