無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ドブ臭い水が流れていて、その両脇に歩ける通路があり、ピイトは祖父母の鍵で入り口を解錠すると、カヴァーリは

「ピイト君！メイ！慎重にな。
何かあったら携帯にコールする事！
そして3時間たって戻らない、連絡なしの場合は、セルス君と城の門を破壊し進入するからな！」

ピイトとメイは頷き中へ入る。
そしてカヴァーリ、セルスはメルゾ城門付近の木陰で待機する。

《地下水路内部》

ピイトとメイは地下水路の暗闇、ピイトが
ランタンを持ち、メイは二丁銃を持ち奥へ歩いていく。

「この城って滅びたって言ったけども
騎士団も全滅しちゃったのかなぁ？」

メイがピイトに聞くと

「いや、逃げて生き残った連中はスラグの街にいるよ。一般人と見分けつかないけどね。
指揮を取る人もいないし、当然仕事もない。
だからギルドの大陸ってわけ♪」

メイはスラグの街に、それらしい人がいなく、全く気づかなかったから驚いた。

するとピイトが

「あそこのハシゴで登れば城の内部だね♪
オレっちが内部確認するから、ランタン持っててくれるかな♪」

するとピイトがハシゴを登り内部へ進入すると、誰もいないのを確認する。

そしてメイはランタンを置き、ハシゴを登ろうとすると、何者かが後ろからメイの髪を掴み投げ飛ばす。

「メイちゃん！」

ピイトがハシゴを降りようとしたとき、後ろから気配を感じる。
ピイトは後ろを向くと、何者かがピイトを見下ろしている。