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炎魔境

第2章 二丁銃!そして魔弾【ベイルスター】

セルスの剣が折れてしまった。

「両方の鰓をやらなきゃ倒せないのか…
しかし…剣が……マズイぞ!!」

怪魚は後方に弾き飛ばしたセルスの方へ向かってきた。

そして、怪魚はセルスの目の前で大きな口を開けてセルスを喰おうとした!

その時!

「今のあんたスキだらけ!
セルス!引き付けご苦労様!!」

メイは怪魚の左の鰓の目の前で、
二丁の銃とは違う一丁の銃を両手で構えていた!

そして銃口が虹色に光だす。

「貫け!魔弾!ベイルスター!!」

「グゥ…オォォ……」

怪魚は白眼になり、
倒れこみ動かなくなった。

「やった…倒した!!」

ついにセルスとメイは怪魚を倒した!

「さてと…」

メイはそう言うと、怪魚の鱗を取り

「セルス。何をボーッとしてるの?
また怪魚が現れたら大変よ!急いで帰るわよ。」

「あっ…あぁ。」

セルスとメイは走りだし、地底湖の外へ出て、森も抜けた。
するとセルスは

「メイは魔力も鍛えてたのか?
しかしあの技は強烈だったなぁ。」

するとメイは

「まぁあれは1日1発が限界。
1発で魔力スッカラカンなっちゃうんだけどね(笑)」

森を抜けてホッとしたメイは少し笑った。





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