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炎魔境

第2章 二丁銃!そして魔弾【ベイルスター】

「んじゃ帰りますか。」

セルスが言うとメイが

「あんたの家は何処なの??」

「ん?ホーポス村の孤児院に住んでる。」

そうセルスは答えると、
メイは気まずそうに

「あ…あんた親いないのか…変なこと聞いてゴメン。」

それを聞いてセルスは笑いながら

「全然気にしないでくれよ(笑) 
それより、その鱗早く飲ませてやらなきゃいけないんじゃないの??」

するとメイは慌てて

「あっ!そうだ!早く飲ませなきゃ!
んじゃ私行くね。」

そう言うとメイは北の方角へ走り出す。

「北ってクーストル城の方角だよな…
王族の人間か…まさかな(笑)」

セルスもホーポス村へ帰ろうとしたら

「なぁ!セルス!」

呼ばれたセルスは振り返るとメイが

「ホントにありがとう!またね!」

メイはそう言うと北へまた走っていった。

「またね??」

セルスの頭上に『?』が浮かんだ。

そしてセルスは帰るとき、
ふと大事な事を思い出した!

「やべぇ…一角猪!!」

急いで再び森へ入り
狩りをやり直すセルスだった。

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