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Solitude lonel

第3章 危険、かも?

「日和ちゃんー!こっちー」
と、陽向くんが私の手を掴み、指を絡めて恋人つなぎをしてきた。
なんで手、繋ぐんだろう?あと恋人つなぎなのもなんで?
なんて疑問を持ちながら陽向くんにつれられ二階の部屋に連れていかれた。

「ここ!!」
そういって陽向くんは扉をあけた。

部屋の中はベットがひとつ置いてあっただけで後は特に何もなかった。

「空き部屋だし、ベット以外何もおいてないけど、好きに使っていいと思うよ♪」
陽向くんが満面の笑みで言ってくれた。

「……ほんとに?」

きっと私は目がありえないほどキラキラしていたと思う。
一人部屋なんて初めてだったから。

私は嬉しくて陽向くんが部屋の鍵を締めたのに気が付かなかった。

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