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それから。

凛くんはふらふらとどこかへいってしまい、しばらく忍くんと二人でいたんだけど…

やっぱり気まずくて解散してきた。



　　　　　　　　☆

「ただいま戻りましたよ…っと」
家に帰ると、バタバタ、と部屋を走り回る奏さんがいた。
奏さんが家にいることは珍しく、少し驚いてしまった。

「奏さん!?こんにちは！」
と挨拶を交わしてみたが
急いでいるのか聞こえなかったようだ。

奏さんはバックを持って玄関に走ってきた。

「ﾊｧ…ﾊｧ…ってあれ!?日和ちゃん！お帰りなさい!!これから少し用事があるからよろしくねっ！」
と奏さんはいって、家を出て言った。

お疲れ様です…。


そして私も自分の部屋を目指してあるきだした。