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Solitude lonel

第8章 ジタイ、アッカ

「ハァ…ほんっとなんなの…」
部屋について一言。
それはもちろん、凛くんに対して、だ。

…出来る限り、あの人には近づかないようにしよう。
芙優くんから聞いた話は確かに、かわいそうだと思った…でも。
なんか…なんかさあ…!!


…と、まあこんな脳内劇を繰り広げているとノックの音が聞こえた。

多分、芙優くん。
芙優くんは、また私が襲われかけないようにしょっちゅう来てくれる。
変なことはされないし、信用もある。


…だから、私は芙優くんだと思って扉を…開けてしまった。

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