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恋するビッチちゃん

第2章 運命? そんなのありえなくね?

「申し訳ございませんが、お断りいたします」

え?

ちょっと何言ってるのかわからないんですけど?

この王子大丈夫? 正気か?

王子がこのさぁやのお誘いを断った事実が、正直意味不明すぎて困惑してると、男その1が突然爆笑しだした。

はぁ? 何笑ってんだよ! 殺すぞ!

「そうそうそうそう! 袴田はお前みたいなビッチが大嫌いなんだよ! なぁ?」


なん……だと……?!


王子はなんとなく気まずそうで、余計な事言うなと言わんばかりの表情をしながら

「基本、お客様からのお誘いや連絡先の交換はお断りしております」

と、事務的に答えてきた。

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