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禁断×恋

第26章 番 外 編 ⑨

「ちょっ………
そんなはっきり言う!?
俺が恥ずかしいわ………」
顔を真っ赤にした翔ちゃん。
おいら、そんなに恥ずかしいこと言った?

「ただ、正直に言っただけだよ?」
「そうだね……」
「……和のとこに行く」
「智くん?」
「ありがと、翔ちゃん。」

帰ろうとした時。

グイッ

誰かに腕を掴まれた。
翔ちゃんかと思って、後ろを向いた。
「何?翔ちゃん…………?
えっ………」
「俺は、翔さんじゃありませんよ」
「和……」
おいらの手首を掴んでたのは和で、翔ちゃんは後ろで困った様な、笑ってる様な、よくわからない顔をしてた。

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