テキストサイズ

Destiny

第15章 想定外

朝、部屋を出ると、リビングに竜司さんの姿はなかった

あの後目を覚ましたのかな…


朝ご飯食べられるかな…

夕べ結構飲んでたみたいだし

竜司さんに抱きしめられたことを思い出し、顔が熱くなった


朝ご飯作ろうっと

キッチンに向かうと竜司さんの部屋の扉が開く音がした

振り返るとだるそうに竜司さんが出てきた

「おはようございます」

「おはよ…」

ソファーに座る竜司さんに水を持って行った

「ありがとう」

竜司さんはコップを受け取り一気に飲み干した

「二日酔いですよね?朝ご飯食べられそうですか?」

「ん~食べたくないな」


食欲のない竜司さんにお味噌汁を作り、私はトーストとサラダを食べることにした

「もし食べられそうだったら食べてください」

お味噌汁を竜司さんの前に置いて向かいで私は朝食を食べた


ストーリーメニュー

TOPTOPへ