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Destiny

第15章 想定外

「結衣ちゃん…俺…」

ドキッ

何?昨夜の続き…?

「気づいたらリビングで寝てたんだけどさ…布団ありがとう」

覚えてないんかいっ

ドキドキして損したわ

「結構飲んでたみたいですね」

「久々だったからね」

竜司さんはそう言うと、ソファーから降りて床に座って味噌汁を飲み始めた

「く~。胃にしみる~」

「おじさんみたいですよ」

「もうおじさんだも~ん」

そう言いながら味噌汁を飲み干した


「お昼はうどんにしますね。後で買い物行ってきますけど、竜司さんも一緒に行きますか?」

竜司さんは一瞬驚いた顔をする

避けてるって思われてたんだもんね…

ま、避けてたんだけど

「せっかくの休みに二日酔いでダウンは嫌だからもう一眠りしておく~」

「わかりました」

竜司さんが部屋に戻ったので、後片づけをして買い物に行くことにした




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