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Destiny

第15章 想定外

竜司さんに押し切られ、出かける準備をすることにした


竜司さんと出かけるのは久しぶりだ

ニヤケてしまいそうなのをこらえて支度を整えた

「お待たせしました」

部屋を出ると、竜司さんは準備を終えてソファーに座っていた

「じゃ、行こっか」



車に乗り出発

「こんな時間からどこに行くんですか?」

時計をみると二時になろうとしていた

「ん~山?」

はっ?山?

まさかの山登り?

「山登りはしないよ~。こんな時間だし」

時間が大丈夫だったら登ったんですね…

「何で山なんですか?」

「特に理由はない」

おいっ

理由ないんかいっ

はぁ~

また竜司さんに振り回されてる…

「あ~。結衣ちゃん今でっかいため息ついた~」

「当たり前です!」





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