テキストサイズ

Destiny

第18章 想い

「考え事?」

!!

目の前に竜司さんの顔があった

近すぎっ/////

「また百面相してる」

クスッと笑って、目の前に焼きそばを置いた

「結衣ちゃんお腹空いてるから簡単に焼きそばね~」

「…はい」

ドキドキを抑えながら焼きそばを食べることにした

「どうして泣いてたの?」

「へっ?」

突然の質問に間抜けな返事をして箸をとめた

「河川敷で泣いてたでしょ」

あぁ、あの時…

「えっと…竜司さんのこととか引越のこととか考えてて…」

「引っ越すの?」

大きな声で驚いたように竜司さんが言った

「いや…まだ引越先は決めてないんですけど…」

私が言うとホッとしたような表情をして私を見た

私は引っ越そうと思った理由を簡単に説明した

「な~んだ。なら引っ越す必要ないじゃん♪」

竜司さんはニコッと微笑む

ストーリーメニュー

TOPTOPへ