
Destiny
第6章 チャンス
拓也と一緒にエレベーターに乗り二階へ
黙って着いてく俺を見て拓也はニヤニヤしていた
「近藤さんっ」
「またですか?」
拓也が近藤さんを見つけて声を掛ける
そんなのはどうでもいい
昨日の彼女はどこだ?
キョロキョロと総務部を見渡した
いたっ!
やっぱり彼女は河川敷の子だ!
目的の彼女を見つけると、タイミング良く彼女が立ち上がりこっちに向かってきた
ドキンッ
「近藤さん、課長がこれお願いしますって」
「はーい。ありがとう」
目の前で微笑む彼女に釘付けになった
拓也がそんな俺を見ているとも知らずに…
「ねぇねぇ、今の子誰?」
彼女が立ち去った後、拓也が近藤さんに聞いていた
「池内さん?」
「下の名前は?」
「池内結衣さん」
やった!名前がわかった
「彼女もかわいいね」
なにっ?
思わず拓也をにらむ
「佐々木さん、池内さんに乗り換えましたあ?」
「そんな嬉しそうに言わないでよ。俺は近藤さん一筋♪」
「あ、仕事仕事」
拓也の話をそらし、近藤さんも行ってしまった
「振られたな」
俺がポツンと言うと
「あれは照れ隠しだよん。竜司も良かったね」
なっ!?
しっかりと拓也にはバレていたようで悔しかったが、名前を聞いてくれたことには感謝しようと思いながら仕事に戻った
黙って着いてく俺を見て拓也はニヤニヤしていた
「近藤さんっ」
「またですか?」
拓也が近藤さんを見つけて声を掛ける
そんなのはどうでもいい
昨日の彼女はどこだ?
キョロキョロと総務部を見渡した
いたっ!
やっぱり彼女は河川敷の子だ!
目的の彼女を見つけると、タイミング良く彼女が立ち上がりこっちに向かってきた
ドキンッ
「近藤さん、課長がこれお願いしますって」
「はーい。ありがとう」
目の前で微笑む彼女に釘付けになった
拓也がそんな俺を見ているとも知らずに…
「ねぇねぇ、今の子誰?」
彼女が立ち去った後、拓也が近藤さんに聞いていた
「池内さん?」
「下の名前は?」
「池内結衣さん」
やった!名前がわかった
「彼女もかわいいね」
なにっ?
思わず拓也をにらむ
「佐々木さん、池内さんに乗り換えましたあ?」
「そんな嬉しそうに言わないでよ。俺は近藤さん一筋♪」
「あ、仕事仕事」
拓也の話をそらし、近藤さんも行ってしまった
「振られたな」
俺がポツンと言うと
「あれは照れ隠しだよん。竜司も良かったね」
なっ!?
しっかりと拓也にはバレていたようで悔しかったが、名前を聞いてくれたことには感謝しようと思いながら仕事に戻った
