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Destiny

第9章 休日

夕飯も食べ終え、ビールで乾杯


明日はここに来てから初めての出勤

勤めなれた職場に行くのに、何だか妙に緊張している自分が居た


「結衣ちゃんて実は結構飲めたりするの?」


えっ?

私のビールはすでに空っぽだった

緊張してるからかな…


「そこそこ飲めます。」

「まだ飲む?」

「明日から仕事だし、これで止めておきます。」

缶を片づけるために立ち上がる


「今度からビール箱買いしとかないとなぁ」

「えっ?」

「結衣ちゃんが居るからあっという間に無くなっちゃいそうだもん」

ケラケラ笑いながら竜司さんが言った


「毎日飲まなくても大丈夫です!」

またからかわれた~

なんて思いながらも楽しんでいる自分が居た


竜司さんと一緒に居ると時間が経つの早いなぁ


その後も何度もからかわれ、気づけばもう寝る時間になっていた




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