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Destiny

第10章 守るから

眠い…

時計を見ると6時だった

あんま眠れなかったな…

静かに扉を開け、洗面所へ行きシャワーを浴びる

池内さんの居る部屋の扉をちらりと見ただけでドキドキしてしまった

出て行くとか言い出さないといいなぁ


メモを残し、池内さんを起こさないように支度をして仕事に向かった




「おっはよ~」

拓也が肩を組んできた

今の寝不足の俺には拓也の威勢のいい声はキツい

「来るときに総務部のぞいてきたんだけど、池内さんお休みなんだって~」

知ってるよ

「どうしたんだろうねぇ」

意味深に俺に聞いてくる

「さぁ?」

素っ気ない返事をして仕事を始めた

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