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Destiny

第11章 仕事場で

家に着き、急いで夕飯の準備をする

今夜は簡単に焼き魚とみそ汁とお浸し


仕事のある日は時間をかけて料理するのは難しいもんなぁ

簡単で申し訳ないけど、竜司さん食べてくれるかな…


「ご飯できました~」

テーブルに食事を運び、竜司さんに声を掛けた

「わっ!焼き魚久しぶりだ♪」

「簡単なものでごめんなさい」

「なんで?十分だよ」

ニコッと微笑む竜司さんにドキッとする

「仕事してるんだし、もっと手を抜いても良いくらいだよ」

「でも、何でもかんでもお世話になっちゃってるからこのくらいはって」

「ご飯を作ってくれるのはすごく嬉しいけど、そんなの気にしなくていいんだよ~。無理はしないでね?」

キュン

嬉しいことを言ってくれるなぁ



竜司さんは美味しいと何度も言いながらご飯を食べてくれた

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