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禁断×短編

第6章 天使×悪魔

────・・・・・・



ん・・・・・・




「・・・・・・此処は?」



真っ白なワンピースを着て、ベットの上に居る私。



すると・・・・・・・




「目が覚めたみたいだな」



声のする方を見ると、銀色の髪に赤い瞳をした男が立っていた。



「貴方は?」



「寝ぼけてんのか?アークだ」



「えっ?アーク!?」



私が驚いたのも無理は無い。



だって、今ココに立っているアークは、さっきまで一緒に居たアークとは違い、かなり大人になっていたからだ。



「あっちの世界に行く時は、ガキの姿の方が便利なんだよ」



そう言って、ニヤっと笑うアーク。



悪魔って、自分の姿を変える事が出来るんだ・・・・・・



悪魔の変化術に感心していると・・・・・・



ギシっとベットが鳴いた。



「魔界に連れて来られた割には、随分落ち着いてるんだな」



私に覆いかぶさるアーク。




赤い瞳が私を捉え、離さない。



何か、この瞳を見ていると金縛りにあったかのように体が動かなくなる・・・・・・・



「って、本当に動かない!」



「悪魔の瞳を3秒以上見つめると、呪縛が掛かるって習わなかったのか?」



アークの瞳が余りにも綺麗だから、そんな事忘れてたよ・・・・



すると、アークはニコっと笑い「楽しませろよ」と唇を重ねてきた。





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