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さよなら、またね。

第1章 澪side




3年前、長い恋愛の末に結婚した旦那。

彼とは学生の頃からの付き合いで、お互いに神経質なほど計画的な性格のためか、出会った時から気が合った。


大学を卒業するときも、『お互いに就職先も決まってるし、落ち着いたら結婚しよう。』なんて、これまた計画的なプロポーズを経て、言葉通り、2年後に結婚した。


私自身、そんな彼に不満はなかったし、何より刺激はないけど安定した生活や付き合いが長い安定感が心地よくて楽だった。


女として満たされなくても・・・


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