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嘘でもいいから

第6章 行き場のない想い

本当に想さんは素敵な人だ…


こんなこと考えちゃいけないけど。

優花さんという存在が無ければ…
私はもっともっと
好きになっていたに違いない。


明日から仕事がんばって…
自分を磨いて…
なるべく早く…大人に…
…いつか想さんみたいな人と
結ばれたいな。

バカみたいだけどそれが私の目標。


そして帰り際に
優花さんの話になったけど…
まだ帰国の予定はないようだった。

でも私のことを話したら
帰国したら是非会ってみたい
会うのが楽しみと言ってくれて
いたそうだ。


優花さんのことを話す想さんは
少し落ち着かない感じで…

いつも落ち着いた感じの想さんを
そんな風にさせる優花さんを
またうらやましいと思ってしまう
私だった。

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