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嘘でもいいから

第6章 行き場のない想い

……………………

週が明け、仕事が始まった。

思いのほか…
というか予想通りというか…

向井さんはいつも通り。

悔しいくらい…全く
何事も無かったように私に接し
仕事で結果を出し…
相変わらず女性社員の注目の的だった。


ただ、前はよくあった…


「優花ちゃんだけだよ」


という手土産やプレゼントは
一切なくなっていた。


全て予想していたことだけど…
やっぱり辛かった。悔しかった。


向井さんは、初めから身体だけが
目当てだったんだ…それも…
気軽に遊べる、処女じゃない身体を。

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