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嘘でもいいから

第6章 行き場のない想い

それでも私は
想さんに連絡をしなかった。
したかったけど…やっぱりこれ以上
負担を掛けたくなかったし。

すると水曜日に想さんの方から
連絡があって、
金曜日の夕食を誘ってくれた。


負担を掛けたくないと
連絡しなかったけど…
そのことで却って心配をさせてしまう。


結局、想さんにとって
私は妹みたいな存在で…
ここはもう甘えてしまうのが
一番心配を掛けないのでは
ないかと思えてきた。


そうだよね…甘えてしまおう…


でも、
想さんとの約束の金曜日。

さらに私を傷付けることが起きたのだ…

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