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☆短☆編☆集☆[新・続]

第1章 家出少年×一匹狼

☆夢月目線☆



まだ上がらないのかな?



あつい



そう思って我慢してずっと湯船に浸かってたけど、直ぐに気付いてくれた。お兄さんに抱き抱えられ、やっと暑いお湯から解放された。



迷惑ばっかりごめんなさい



僕はベッドに寝かされた。暑さは徐々に冷め、少し眠たくなってきたのを我慢。でも眠気には勝てなくて、お兄さんの言葉に安心した。



時刻は8時



目を覚ますと隣にはお兄さんが眠っていた



下スースーする



僕は体を起こし、お兄さんの顔を見詰めてから、またベッドに横になって、ギュっとお兄さんにくっついた。



僕を離さないで



ずっと



お兄さんの側に居たいの



捨てないで



お兄さんと一緒に居ると、そんな思いが段々と強まってきた。お兄さんを好きになっちゃったから、何時か突き放される日が来るんじゃないかと不安にやられて。



怖いの



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