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☆短☆編☆集☆[新・続]

第1章 家出少年×一匹狼




「むつきにとっての気持ちいは何処までか
俺に教えて...?」



僕にとっての気持ちいい?



「...ぎゅーって、好き....」



ムツキは上目遣いでお兄さんを見詰めた。



「これか?」




―――ギューッ―――――



お兄さんは僕を包み込み、ぎゅーっと優しく抱き寄せてきた。



暖かくて安心出来る



「あったかい」



ムツキはお兄さんの背中に両腕を回した。



ずっとこのままがいい



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