☆短☆編☆集☆[新・続]
第1章 家出少年×一匹狼
ずっとこのまま...
お兄さんの側に居られたらいいのに
ずっとずっと一緒に居たい...
僕は力一杯抱き付いた
「あとは?」
また、お兄さんは俺の頭を撫でる。
「それ...好き....」
「むつ...んっ!?」
ムツキはお兄さんの唇にソッと唇を重ね、直ぐに唇を離した。
「これも...お兄さんなら好き」
唇を離した瞬間、お兄さんの顔が赤く紅潮し、直ぐにキリっとした表情に戻った。
「じゃ、こっちは...?」
お兄さんの言葉にハテナを浮かべていると――
お兄さんは僕の頬に手を添えて、顔を近付けてき、そのまま唇が重なった。
その瞬間
―――ヌルッ―――――
「ふむ...んッ!!?」
!!?
お兄さんの舌が僕の口の中に入ってきた。
わわわ//
二度目のお兄さんの舌は
凄く気持ちよくて、さっきなんかとは違って、怖くもなく、もっと沢山してほしい。と、そんな欲望に変わっていた。